学長 ジョシュア佐佐木
最近「クリスチャン・アーチスト」と自称する人が増えています。すごく上手な人もいれば、想像を絶するほどヘタな人もいます。一つだけ言えることは「皆何かを表現しようと一生懸命だ」ということです。
しかし、疑問に思うことがあります。それは今の日本において、「クリスチャン・アーチスト」と自称する人たちの存在意義は何なのか?ということです。
彼らがよく使う言葉に「音楽を通して伝道する」とか、「ストリートライブやライブハウスで伝道する」、あるいは「芸能人になって、有名になれば自分のファンにキリストを伝えられる」などがあります。
「ジーザスを愛してる!!」と言いながら、「教会へ行かない」、「聖書は読まない」、「祈らない」の「三無い主義」を実践しつつ、キリスト教系音楽イベントには必ず出演し、自己陶酔している人が数多くいます。
彼らに是非知ってほしいことは、「伝道の中心は教会である」ということです。三流のミュージシャンの音楽によって、キリストのメッセージは伝わりません。
ストリートで素人臭いオリジナルソングを歌っても、誰も振り向かないでしょう。ほとんどのライブハウスは、出演者からお金を取って商売するビジネスです。お客である出演者が何を伝道するのでしょうか。芸能人が何かの宗教の信者ならば、ファンは皆その宗教の信者になるのでしょうか。
伝道の中心はあくまでも教会です。そしてクリスチャン・アーチストとは、教会に仕えるアーチストなのです。より素晴らしい礼拝を捧げるために、主から与えられた音楽的才能や技術をフルに用いて奉仕に励むことが、クリスチャン・アーチストのあるべき姿です。
アーチストとして、世の中に認められることはよいことです。そのような夢を持っている人は、努力精進してその栄冠を是非勝ち取ってください。そして、それ以上の使命感と燃える心で教会に仕えてください。
世の中に認められない中途半端なアーチストが、教会なら認めてもらえるかもしれないという甘い考えで、クリスチャン・アーチストを名乗ることはやめてください。
私たちはゴスペル音楽院で、神に喜ばれる本物のクリスチャン・アーチスト、つまり心を尽くして、思いを尽くして、力を尽くして、主に仕え教会に使える人材を養成しています。
4月から新年度が始まります。今年も厳しく、楽しく、主の喜びに満ち溢れた学びが始まります。是非、ゴスペル音楽院のために祈ってください。そして何よりも学生と卒業生のために、お祈り下さい。彼らは日本のリバイバルの礎になるため、必死の努力をしています。一人でも多くの日本の同胞が一日も早く、主の救を体験することができるよう祈りつつ。
