学長 ジョシュア佐佐木
日本全国に7800くらいの教会があると言われています。コンビニの「ローソン」が8000軒あるそうですから、数としてはほぼ互角です。しかし、巡回伝道をしていて思うのは、どこに行っても「ローソン」はすぐ見つかるけれど、「キリスト教会」は、なかなか見つからないということです。
以前、ある教会の主日礼拝の奉仕に招かれた時のこと、道に迷ってしまい、八百屋の主人に教会を尋ねました。答は「知らない」とのこと。次に近くの文房具店で聞くと、「知らない」。十数名に尋ね、やっと知っている人がいました。最初に道を尋ねた八百屋から200メートル離れた路地裏にひっそりと人知れず、その創立30年の伝統ある教会はありました。
現在70パーセントの教会で、教会員の平均年齢が60才以上ということを聴きました。このことを知った時、血の気が引くのを感じました。このままで行くと、20年後には5000以上の教会が消滅するのです。
多くの牧師や宣教師が自分の人生、そして自分の命と引き換えに開拓した教会、数々のクリスチャンたちが、地域の伝道のために骨身を削ってきた教会なのです。それらの信仰の先輩のことを思い巡らす時、日本の教会の現状に心かきむしられる思いを持つのは、私だけではないと思います。
今、私たちは立ち上がらなくてはなりません。まず「ここに教会がある」ということをより多くの人々に知っていただくこと(プリエバンジェリズム=伝道前伝道)そして、そこで捧げられる「魅力的な礼拝」に多くの人々を招くことに力を注がなくてはならないのです。
すべての教会が「より魅力的な礼拝」を捧げるためには、礼拝式の時間の50パーセントを占める、音楽のクオリティを向上させなくてはなりません。それを成し遂げるためには、才能豊かで、心から主に従う音楽家が少なくとも一教会に一人ずつ、日本全国で最低でも7800人は必要なのです。「ゴスペル音楽院」では、そのような人材を一人でも多く育てたいと願っています。
私たちのなすべき「ワーシップ(礼拝)」を、心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして捧げていきましょう。
No Worship No Life
