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■ イギリス:『クルセーダーズ』創立100周年記念コンサート

LONDON前で

↑会場のロイヤル・アルバート・ホールinLONDON 前で 。

白地に赤い十字架の国旗でおわかりのように、イギリスは「キリスト教国」です。ヒースロー空港からロンドン市内に向かう途中、車窓から見える町並みの中心には、教会の尖塔が高く誇らしげにそびえています。

しかし、この20年間、イギリスで礼拝出席者は激減しており、以前、過半数の人々が守っていた日曜礼拝は、現在では数パーセントに過ぎないとのことで、キリスト教の凋落ぶりは目を覆うばかりです。

しかし、そんな中でキリスト教を見放した人々に対して、彼らの分かることばでイエス・キリストの愛といのちを伝えようと奮闘している人々がいます。この5月20日、私はロンドンの中心にあるロイヤル・アルバート・ホールにいました。ビクトリア女王の夫であるアルバート候にちなんで建てられた由緒正しいホールです。普段は著名な演奏家によるクラシックのコンサートなどが開かれているこの会場に、巨大なPA(音響システム)とライティングシステムがセッティングされていました。

青年をターゲットにしたクリスチャン・プログラムのクルセーダーズが創立100周年の記念イベントとして、このロイヤル・アルバート・ホールで、『No Turning Back』と題してコンサートを開いたのです。会場には10代から20代を中心に4000人が集まっていました。

オープニングは2002年のイギリスでのクリスチャン・タレント・コンペティション「Life2theMax」の受賞者ベス・ティサールのアカペラ・ソロで始まりました。マンチェスターを中心に活躍するクリスチャン・ダンス・ミュージックの thebandwithnonameや4人組の女の子 Blush UK、コメディアンのティム・バインやマジックのジョン・アーカーらのパフォーマンスなどが進み、マット・サマーフィールドのメッセージに続き、トリの delirious?の登場で会場はクライマックスに達しました。マーチン・スミスのボーカルに合わせて、ヒストリー・メーカーなどの曲を会場がひとつになって歌う様子は、激しいブリティッシュ・ロックのビートなのですが、それはまぎれもなく、一つになって礼拝している人々の姿でした。

コンサートの途中、100周年を機会として2007年1月から「クルセーダーズ(Crusaders)」は「アーバン・セインツ(URBAN SAINTS)」に名前を変えることが発表されました。世俗化の波の中で、若者の文化に食い込むようにして生ける福音を何とかして伝えようとしているクリスチャンの情熱を感じることができました。やはり、福音は古くて新しい!

(記:ゴスペル音楽院講師 北 秀樹)

< 参 考 >

クルセーダーズ→http://www.crusaders.org.uk/

thebandwithnoname→http://www.thebandwithnoname.com/

Life2theMax→http://www.life2themax.net/

ロイヤル・アルバート・ホール→http://www.royalalberthall.com/

Blush UK→http://www.blushuk.com/

delirious?→http://www.delirious.co.uk/